「覚えておけ。コロニーを相手にする時は、縦だ」

宇宙空間を旅する宇宙ペンギン。
宇宙ぺんぎんの羽は太陽風を受けて、大きく膨らみ全長3km弱、薄さ1μ以下の鋭い刃物と化す。そして移動の季節にはそれを帆のようにして太陽風を受けて旅立つ。天然のソーラーセイルプロジェクト。星から星を渡り歩く。
　現在木星軌道上で木星衛星群との衝突による木星衛星の軌道要素変更が重大な天文学上の問題となっている。
　また、100羽程の宇宙ペンギンの群れが、宇宙船を襲撃する事件が多発。これを日本軍宇宙艦隊ではペンギン・ストライクと呼び、忌み嫌っている。遠目(km)単位だと、彼らが餌とする宇宙アザラシと宇宙船が似ているかららしい。
　なお、卵生であり、一匹のペンギンは爆発的に多数のペンギンを生み、宇宙航行の最大の障壁となっている。これを宇宙ジブリと呼ぶ（デブリと言いたいらしい）。
卵は宇宙衛星に産み付ける。軍事衛星はガードが硬いので、主に天体観測用の衛星等がターゲットにされる。人工衛星にも卵を産みるので大きな問題に。人工衛星に卵を産んだ場合、孵化した雛が装甲を食い破るので非常に危険。たまに墜ちる。これはペンギン・フォールと呼ばれる。排除するためにも、宇宙船では途中で迎撃されるため、作業は高難易度を誇る。
　以上の様に、ニューロエイジ最大の宇宙問題である。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化