「私は役者だ。自分に与えられたロールをし、この”舞台”を成功させる。それはお前たちも同じ事だ」
「結末なぞ私たちが考えることではない、全て脚本という流れに身を任せればいい･･･」
　
　自己がない男。かなり裕福な領主の息子として生まれ、後を継ぐ。いつからか彼は世界が一つの大きな舞台に見えた。そして自分は見えない監督の元、”ヴラド”という役割を演じている役者に思えた。
　故に彼は大戦がはじまった際、自分が演じるべき役はこの戦いに乗り、人間と闘うことだと思い私財を投げ打ち「レイトショーマローダー」を結成。同志を集める。

　しかし、アリスブルー復活後、GGは人間との協調路線を取る事になり、彼はGGを追われることになる。役者としての活動場所を失った彼は、しばらく世界を彷徨うことになるがそこをセリに拾われ、”魔法使い”、つまり監督という立場にもっとも近い存在であるセリの与えた新たな”役割”に身を投じることになる。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化