Ｎ◎ＶＡの骨董屋でたまにみかける、素っ気ないながらも美しい、だが別段どうということもないはずの一振りの細身剣。
その剣を気まぐれに買い、持ち帰ってみるといい。翌朝にはなくなっていて警察に電話をする羽目になるか……それか、銀髪の少女がにやにやと笑いながらこっちを見ていることだろう。

――ヒトから外れた存在を人外と呼ぶ。
ヒトから外れた魔術師を、同じ魔術師たちは“人外魔術師”と呼び、恐れ、嫌悪する。
魔術師としての高みを目指すあまり、ヒトからはずれた魔術師たち……


かつて天才と謳われた投影術者の成れの果て。
あまりにも剣に同調した魔力性質を持っていたため、結果として剣化してしまった。

その本体の切れ味も凄まじいが、その周囲に幾千もの剣を召喚し、使い手とともに戦うその姿から、“剣精”もしくは“剣精霊”と呼ばれることもある。


余談。本名は黒崎遠影。

▼能力値上昇

▼技能修得
（６０＋５０）
▼常備化
（１０）＋40点仮払い（稼動時に注入）