「案ずるな――この程度の修羅場、幾度潜り抜けたか知れぬわ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――――矢尽き刀折れ、丸腰で嗤う

　最近ＳＴ☆ＲからＮ◎ＶＡへ戻ったカタナ。齢の割に妙に枯れた――というか年寄り臭い――物腰と言動が特徴。ほぼ全身を戦闘用サイバーウェアに換装した重サイボーグであり、各所の関節は駆動装甲で覆われている。
　表向きは賞金稼ぎやバウンサー、ボディガードとして活動しているが、裏では妖・異端を追って夜を駆ける退魔師でもある。
　異能者としての能力は限定的で不自由だが、それ故に培われた武人としての経験・技術は卓抜したものがある。

　ＳＴ☆Ｒを本拠とする術者集団神凪家に属する術師で、元は若手指南役、その更に前は一族内部の異端を狩る剣の家の刺客・兵士であった。現在はＳＴ☆Ｒの本家を離れ、Ｎ◎ＶＡで分家の監視に就いているが……
　三児の父。いまだに妻と親娘に間違えられるのがちょっとした悩み。

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▼“朔ノ月”鬼鎮・改
　銘の読みは『オニシズメ』。希代の踏鞴神凪透の手になる“朔ノ月”、最後の一作。人工補強骨格と、関節部・打撃部を補強しパワーアシストを行う駆動装甲から成る。個人製のスペシャルメイドでありながら軍用重サイバーに匹敵する“ゴツさ”を誇り、露出した際の外見的威圧感は相当なもの。日常ではそれ用にあつらえた補強コート（纏相当）で上手く誤魔化している（隠匿レート合計１５）。
　サイバー化により歪みが生じた経絡の代用品としての役割も担っており、日景は婆娑羅能力の制御を五割方これに依存している。

▼陽炎刀
　能力で発生させた真空波を強引に収束し、刀剣状に形成する術技。バサラ能力は強いが制御の資質に難のある日景が、自身の欠点を補うために体得した技だが、発動のたびに無理矢理抑え込んだ力の余波で腕や内臓器官を傷付ける代物だった。
　以前はサイバーアームを良いことに多用していたが、近年は長年の無理が祟って体調を崩すこともしばしばとなり、封印している。

▼能力値上昇
　10
▼技能修得
　180(120)
▼常備化
　80
▼スタイルチェンジ
　10(チャクラ→カブト)
▼ブランチ
　20