ナイト・ワーデン警備保障所属。派遣警備の日常業務の他、企業による記者会見の警備や、期間限定の要人警護などの仕事が多い。
　無論カブトとしての実力が認められてはいるのだが、ウォーカー用シールドを構えた筋骨隆々の大男が警備をしている――その視覚効果が特に買われているのである。

　佐々 義藍は巨人の血を引く先祖返りである。曽祖父がオランダ人であり、その巨人のルーツを探る事は困難だ。もっとも、彼自身は自分のオリジンなどまるで気にしていない。
　そんなことより、彼にとっては日常生活における困難のほうが問題である。巨体の為に服はオーダーメイド。食事は人の倍は食べないと収まらない。ドアは腰を屈めてくぐる等々。
　オマケに彼の巨人の血は、いまだに彼の体を成長させ続けている。ナイト・ワーデンの定期健診の日には、学生のようにナーバスになっている彼の姿を見ることができるだろう。

　短く刈った黒い髪。仕事中の鋭い視線にその剛健な巨体もあいまって外見は些か威圧的だが、彼個人はいわゆる「いい人」だ。弱きを助け、強きも助ける。仕事に対する姿勢はいたってマジメで、カブトというスタイルに誇りを持っている。品行方正という言葉が似合う、そういう面では隙のない男だ。

　問題があるとするなら、ちょっぴりアレな食生活である。
　麺に味の付いているタイプのインスタントラーメンをお湯もかけずにバリバリ食べるのが好物で、腹が減っては何もできぬと仕事前には必ず一袋食う。
　その他、気の抜けたコークでチョコレートを流し込んだりするが、こちらはとりあえずカロリーを取っておきたい時の苦肉の策である。

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参加アクト 
　”ほんまもんの悪夢都市”ＲＬ：天道さん　獲得経験点12 
　”亡国の姫君”ＲＬ：かあすさん　獲得経験点13 

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化