記憶を持たない少年。
クローン製造施設での暴動真っ最中に培養ポッドの中で目を覚まし、何も分からないままそこを逃げ出してきた。
似たような境遇の仲間が多いため、子供達の国ネヴァーランドに居る。
名前はティンカーベルが適当に付けた。
渋い大人とネヴァーランドの子供の厄介ごとに駆り出されたり、ふらふらと知り合いの厄介ごとに巻き込まれたりしながら、そこそこエッジに暮らしている。

ピンチになると施設から持ち逃げした電気羊なペットロイド（愛称ディック）に仕込まれた隠れバディが色々助けてくれる。
「どうしよディック？」『ヘルプメニューを参照しますか？』

・真相
軌道の金持ちが無数のクローンの中に紛れこませた生体データバンクだったが、クローン製造を行っていた企業の抗争に巻き込まれた際、どさくさで人格を得て覚醒する。
そのため、厳密には記憶喪失ではなく、そもそも記憶を持っていない。
また、データの保全のために、本来異物である人格に関わる要素が定期的にデフラグされる。
その過程で、覚醒後に蓄積された経験も通常アクセス不可能なデータバンクへ圧縮される。
ありていに言うと、記憶力が悪い。すぐに色々なことを忘れる。

隠れバディのディックは本来生体データバンクにアクセスする窓口を管理するためのバディ。
そのため、ディックを介することで、経験したはずの無い記憶や知りうるはずの無いデータを引き出すことが出来る。
バサラとしての能力は、素体となった人物からの血による継承であると思われる。
素体であるオリジナルの人物に関する情報は抗争時に紛失しており、今のところ不明。

・神業の演出方針
《天変地異》：継承された超能力の開放。
《天罰》：生体データバンクから得た情報、それによる技術。

・特技の演出方針
障壁：防衛本能による超能力の行使
隠れバディ：電気羊ディック
デジャ・ヴ：生体データバンクの経験活用

・カット進行中の方針
可能な限り障壁でダメージ軽減に努める。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化