「これからは、色々なものと向き合っていく。時間は、まだあるのだから」
　諦めない強さを教えてくれた友へ。

Hirofumi Mutou
『完全に死から逃れ、不老不死を得る』あるいは『死しても再び再生するための技術(人体再生技術)』を確立、普及させるために研究を続けてきたタタラ。
だがいつしか、手段が目的となってしまい、人体実験を重ねに重ねて数十人の命を奪い、千早の某プロジェクトのデータを盗み研究に流用。その事実が露見して後方処理課のエージェントに追われる。
結果、友の働きかけにより抹殺を免れ、現在は千早の監視下にある。
表向きの肩書きは「千早重工開発部特別社員」となっているが、現場に出ることはなく、ホワイトエリア内にある千早の監視付きの某所で生活している。
社会的には抹殺されているも同義の状態ではあるが、ある意味において彼は千早と言う強固な後ろ盾を得たとも言える。

なお、ヒルコの再生能力に目をつけて、自身も研究の実験体となった。
その証拠が彼の義体である。ヒルコの生体部分を利用して作られた義体と生身の肉体を交換することで、再生能力を高めようと試みた。

彼の研究の動機は、かつて自分の両親を死に至らしめてしまったことに対する罪滅ぼしだった。その件に関して長年自責の念を持ち、一時期精神的に追い詰められていたが、これも信じる友の救いにより解消される。

首筋の左側に痣のような模様がある。義体であるため、生身の傷ではないし人工皮膚の使用も出来るが、何故か武藤はこの痣を消そうとはしない。

蹈鞴(逆)先見性の欠如。慢心。気難しい。精神のバランスを崩すと、狂気に走る可能性あり。
車鞍(逆)不安定。バランスを崩す。
麻耶蠍(逆)逃避主義。他人を欺くような行為。

……が、過去のキーワードである。現在は変化が起こっている。

蹈鞴(逆)先見性の欠如。気難しい。
車鞍(正)穏やか。控えめ。禁欲生活。友情。
麻耶蠍(逆)徐々に好転する。悪い誘惑の打破。迷いを断ち切る。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化