「さ、明後日までには仕上げちゃわないと！」
　───将来の夢は漫画家。

「リビングで《とどめの一撃》と《難攻不落》は禁止ーーーーーー！！！」
　───よくある家庭の一コマ。


　全てを守り通す盾、と呼ばれたカブトがいた。

　全てを貫き標的を射抜く矛、と畏れられたカブトワリがいた。

　何を間違ったか、世界を揺るがす大恋愛の末、2人は結婚。1年後、娘をもうける。
　それが「不破　紅音」である。
　小さな頃から両親の愛情を目一杯受け、銃よ盾よと育てられた彼女だったが、なんとはなく自分の家庭の異常性には気付いていたらしい。

　そんなある日、紅音が中学を卒業する時に事件は起こった。

　紅音の将来について、一流のカブトワリとして身をたてたい母親と、カブトとして自らの跡を継がせたい父親が対立。その夫婦喧嘩は裏社会を震撼させることになる。

　「私はカブトワリにもカブトにもなりませんっ！！！！！！」

　ぶちぎれた紅音は両親の哀願を振り切って、家出。そのまま清和学院へ入学願書を提出。晴れて「ふつーの」高校生となる。
　（もっとも、両親に泣き落とされて学費と引き換えに家には戻ったそうな）

　そして現在。

　「喧嘩するほど仲がいい」の故事成語まんまな両親の、達人同士の夫婦喧嘩に頭を悩ませつつ、ごくごく普通のスクールライフをエンジョイしてるそうな。
　
　しかし。

　偉大なる両親から受け継いだ資質と技術──銃の扱いと護衛術──は確実に彼女の身に宿っており、生来のトラブルに巻き込まれやすい気質とあいまって、彼女の悩みを深くしている。

　ちなみに趣味は漫画描き（でも、腐女子じゃないよｗ）。漫画家になることを夢見つつ同人活動に青春をつぎこんでいる。

　名前の読みは”GUN & SHIELD”ふわ・あかね

P.S.ウェットなのは「機械に頼っては真の技術は身につかいない」「IANUSなんてニューロの的になるだけよ。邪魔」と珍しく両親の意見が一致したから。ひどい両親である。

【追記事項】
・両親の類稀なる愛情のおかげで彼女の日常生活には家事一般にいたるまで銃の扱いから護身術などの訓練事項が盛り込まれている。
　　Ex）銃で材料を切り分け、料理を作る。
・ピンチの時にはよく「仮面と覆面の男女2人組の通りすがりの正義の味方」が助けてくれるらしい。紅音以外が見たら、誰がどう見ても両親である。
　

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MP12+偽装セット･アーマージャケット・ガードコート・追加マガジン・爆裂弾・ＡＰ弾・ドラゴンブーツ・フリーパス


▼能力値上昇
▼技能修得
<白兵>+1(5)<社会:ストリート>+1(5)<社会:アストラル>+1(5)<芸術：家事>+1(5)<製作：料理>+1(5)
《ガンフー》+1(5)
[ブランチ：ガンフーマスター]+1(10)
▼常備化

一般技能7LV(35)社会2LV(10)コネ2LV(10)ブランチ2LV(20)特技7LV(35)アウトフィット(10)　計：120