「成績？…別に。ただ、何かそういう事に集中して無いと…危ないんだ。」
　　　　　─────TOPクラスの秀才の裡に隠された、危険な光

　クラスでは、地味ながらクラス委員を務めたり、成績が学年で十指に数えられたりと優秀な生徒である。
　フレームの太い眼鏡をトレードマークに、何か後一つきっかけがあれば即イジメのターゲットにされかねない凡庸な少年。
　それが、時永 遠也と言う少年の、一般的な評価である。

　だが、それは………本人にしか分からない仮面でしかない。
　何時の頃からか、己の内側に潜む凶暴な衝動。それは、気を抜けば直ぐに溢れ出して遠也を支配しようとする。
　その衝動から逃げるために、彼は普通を演じ続けようとする。………その堰が切れるのは………そう遠くない未来である事を予感しながら。

▼能力値上昇：0点(初期：0点)
▼一般技能修得：80点=0+0+80(初期：75点=40+25+10)
▼特殊技能修得：0点=0+0+0+0(初期：25点=0+25+0)
▼常備化：0点=0+0+0+0+0+0+0+0+0(初期：20点=0+0+9+0+0+0+10+0+0　余り1点)