「ふふふ、安心したまえ。僕は脱線さえしなければ天才だ」
　　　　　　　　――そんな表現がまかり通る人に命預けたくないんですけど

「言いだしっぺだからといって何でも出来ると思うな」 
　　　　　　　　――じゃあ何しに来たお前

「―――僕は、そんな事のために――――この道に進んだわけでは、無い……！！」
　　　　　　　　――怯えるのは、敵にか？自分にか？

　元ミトラス戦争における特殊部隊703AWS（Anti Walker Soldier【対機動兵器猟兵部隊】）小隊長にして、現在は千早重工で好き勝手に開発をしている、いわゆるトンデモ型のタタラ。当時は少尉。
　元来が開発者であるが故に、必要十分それ以上にウォーカーについての造詣が深かったが故に、そのような経歴を持ちうる事になってしまった。
　技術者、特に兵器関係に関して高い能力を有するが、それ以上に対ウォーカー戦のプロフェッショナルとしての力を求められている人生である。
　マッドで暴走癖があり何をやらかすか分からない、間違いなく『困った人』ではあるのだが…。

　―――根の部分に戦争に対する強い忌避感を抱く、戦争屋。一種矛盾する性質を持つ、歪んだ男。
　戦争をこそ嫌うが、自分の力はその中でしか発揮できないと知り
　そして、力を発揮する事に喜びを覚える自分自身を
　――――何よりも、嫌っている。
　普段の飄々とした態度は、それを表に出さないための仮面、なのだろうか…

　ちなみに本名、伊神歪雲（いがみ　いずも）。名付け親出て来いってな名前である。


■自己満足的設定補完■
　703AWS。公式記録には存在しない、ウォーカーを相手にするための歩兵部隊。
　歩兵の火力を強化してウォーカーに対抗できないかというアホな発想の元に作られた実験部隊であり、戦死率は非常に高かった。
　

▼能力値上昇
▼技能修得 45
▼常備化 15

ゲストとしての役割：情報提供or依頼人。企業系