聖母殿の退魔士にして“機甲聖人”にして“活法具”の一人。
黒コート、肩から提げた時代錯誤な長剣。魔的な赤い瞳を持った黒髪の青年。
のんきで穏やかで物静か。けれどいざとなれば熱血。その目つきの悪さで損をしているが、これが意外と良い顔で笑う。
基本的には優しくてお人好し。聖母殿の暗部たる退魔局の人間には向かないのではないかと、思わず心配になってしまうほどに。
それなりに敬虔な真教徒。神の意思の代行者というよりは、目の前の一人を救いたいと言う思いが強い様子。ただ執着がなく、それゆえに後述の状態を生み出してしまう欠点ともなっている。

女の子に弱い。いや、ヒモやプレイボーイという意味なのではなく。誘惑に弱く、女の子のことを大事にするくせに女心が理解できず、結果振られてしまうのだ。

好きなもの。出かけない日の雨。雨の日の朝。淹れたてのコーヒーがある部屋。アイリッシュ系もしくはフォーク調の音楽。木陰から見上げる空。


……無論のことだが。
彼は決して善人ではない。寧ろ、その倫理観、価値観は決定的にぶっ壊れているフシが見受けられる。
守るべき人と、それ以外。それがユウの世界の全て。
まだ救いがあるのが、その守るべき人の範囲というのが途方も無く広い――時に仇敵・浄化派すらも範疇に収まってしまうほどに広いということか。だが一旦その境界線を越えた者ならば、彼が紛れも無く真教の最暗部を担う騎士の一人であることを思い知らされるだろう。
少年時代はその範囲が狭く、今の彼からは想像もつかないほど冷徹な性格だったらしい。ある人物との出会いがそれを変えた。――その人も今は、氷の静謐に身を投じているのだが。

元第１３特務騎士団・機甲聖人部隊。浄化派蜂起をきっかけに徐々に性格に変化が生じ、数年前に「適性に難あり」とされて配属を変更させられた。

追記。
最近、女の子が同居してきた。
あと、元カノともたまに会っている。
……さて、刺されるのはいつになることやら。

もひとつ追記。
生き別れの兄がいるらしい。本人知らんが。


▼殉教の灯火（ウィル・オー・ウィスプ） 
・ランク：D　種別：対人宝具　レンジ：1　最大捕捉：1人 
　第13特務騎士団−機甲聖人部隊に与えられる古めかしいランプ。 
　灯りによる暗示と洗脳により、強制的に信仰心以外の感情を排泄する。 
　痛みと恐れを除去された狂信者を創り上げる。 
※この装備は基本的に使用しないものとする。


20070718　クロニクル再対応

illust:でかいほう
http://island.geocities.jp/ittakirin/gazou1/yu-k.jpg
http://www.geocities.co.jp/seirei454/nova/yu01_t.jpg（アイスさんより、感謝ッ）

▼能力値上昇

▼技能修得
（６０＋４５）＋１５＋１０（＋４０点注入予定）
▼常備化
（１５）＋２０