「ん、退屈だね……。」
「信じられたからには全力でやるけどさ。ホントに俺でいいのかい？」

察知に対して天性の素質を持つ青年。
それは術式でも突然変異でもなく、ただの『突出した才能』だった。
それを、誰でも出来ることと思っていた幼少時代。
自分の異常性に気付き、勘が鋭すぎるせいで人間不信になった少年時代。
そして、特異性を昇華し周囲に溶け込むことを覚えた現在。
心の動きを知りすぎているがゆえに、予想通りに流れていく日常。
彼は退屈にそれを眺めている。


同年代も少なくはないが、何故か後輩に知り合いが多い。
また、記者に付いてカメラマンのアルバイトをしている。

※月の眼
平時は普通の眼だが、闇の中で光に当てるとウサギのように赤く光を映す瞳。
簡単な思考のトレースを行えてしまう。
術式要素はなく、遺伝による先天的なモノであるが、家族に同様の発症例はない。

▼能力値上昇
▼技能修得２５＋１６
▼常備化