「――私は“あれ”には逆らえん。……許せ」

　元ＳＳＳ所属の警官。現在は引退している。
　クルツリンガー家に婿養子として、半ば生贄同然に差し出されて迎えられた。
　厳格そうな風貌の男だが、どこか卑屈な影が見える。
　妻・イレーネの言葉に絶対的に従い、息子二人を退魔機関に預け、バサラとしての修行を積ますことに一切異論を唱えなかった（唱えられなかった？）。
　しかしイレーネに愛情を抱いており、一族の呪縛を受けている存在である彼女に同情し、救いたいと内心願っている。また、息子二人に対しても人並みの親としての愛情を持っているが、常にイレーネの意向に従っていたため、それは二人の息子には通じていない。

戦闘プラン
AR:2/SET UP:<※灰色の脳細胞>＋<※タイムマジック>＋<フリーズ>
[Ｍ]自分の手番が来た時は、リアクション宣言を行う。
【感情】【生命】【外界】なら<アドバイス>、【理性】なら<※ミスリード>をする。
また[イヌ:レンタコップ]で、１アクトに２回まで誰かが判定を行った時、その判定の達成値に＋３する。