「俺は――誤った歴史を正すためにやってきた」

『果て無き夜より暗き　闇炎に浮ぶ漆黒の月よ
　　我が呼び声に答え、我が僕の力をその身に映せ
　　　
　　　　　煌く星々に等しき我が敵を砕くために

　　　　　　　　【月鏡･竜滅塵】』

長身痩躯の青年。神の恩恵を受けたような美しき様、宝石の如く響き渡る美声を持つ。
漆黒に染まる剣を携え、数多なる術を使い災厄の街を駆け抜ける。

数多ある世界を次元を越えて移動する世界移動存在。
至高の戦闘術と智謀、魔法と呼ばれる力を用いて誤った歴史、世界をあるべき姿に導く。
何よりも強き存在。あらゆるエレメントの原初と契約を結び、全ての世界の頂点に立つ神竜の血をその身に宿す人間である。不老であり、幾年生きているかは判らない。

その手にもつは神剣。時間、空間を越え、歴史を改変する選ばれし者の証。
種々に形を変え、因果すらも逆転させるほどの力を持つ全能の刃。
故に彼は全てに置いて最強である。其れは世界が定めた事なのだ。

常にクールであるが、その内面は熱血漢。限りない向上心を持ち、自らが敵と認めたものには容赦が無い。
だが、彼の本質は戦いを嫌う心優しい少年である。ゆえに、人を殺すことに躊躇を覚え、敵であったとしても見逃してしまう矛盾した部分を持っている。
特に女性に対しては、過去に亡くした恋人の姿を無意識に重ねてしまう傾向があるようだ。彼が世界を移動し続けているのは、恋人の生まれ変わりを探しているためでもある。

伝説の英雄、呂布とは同一存在である。かつての時代、彼が行った歴史改変が今もまた伝説となって残っているのだ。

※黄昏の闇、黄昏の光
彼の内奥、彼の根源より出でるもの。そして彼の真の姿を引き出すための概念武装。
光と闇という相反した属性を秘めた其れは彼の意思一つでその姿、存在すらも変質させる。その強大な力ゆえに普段は使用を躊躇い、ただのバイクとして彼は扱っている。
真の姿――それは神剣の姿の一つ。新たなる始まりの準備となる黎明へと彼の望む存在を戻す――対象物の因果を辿り、その根源より派生する歴史全てを消滅させ、最初から無かった事にしてしまう。―全能なる破壊、そして創造へ至る神造兵器。 
相手は死ぬ。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化　770