「見逃すだと？そんなことはできんね。俺の正義に反する」

グリーンエリアに事務所を構える私立探偵。“フェイト・コート”にミラーシェイド、不敵な微笑がトレードマークのヴィルヌーヴ人。
N◎VA軍進駐前からN.I.K.認定の探偵業を営んでおり、スマートかつ迅速をモットーとする捜査方針は、N.I.K.からの評価も高い。
しかし、ヴィリーの本領はその後に発揮される。
それは「探偵」としての「フェイト」ではなく、「正義の代行者」としての裏の「フェイト」である。
捜査上で凶悪犯罪、汚職など、正義を脅かす行為を行った者が浮上した場合、自らの利己的とも言える正義観に従って、警察よりも先に、それらに正義の鉄槌を食らわせるのだ。尤も、ヴィリーのエゴや利害関係、感情などに左右されるため、ヴィリーの「正義」にマニュアルはない。
無論勢力の大小や、善悪など関係ない。「自らの正義を侵す者」こそが敵であり、区別などしない、
それがヴィリーの、「フェイト」としての真の側面であり、ストリート（裏社会）の住人たちはそんな彼を「絶対なる正義」=True Justiceと呼び、畏怖する。

ヴィリーの「正義」は、「弾丸」に込めて放たれる。
ヴィリーは軽量で威力の大きいレーザーガンやフレシェットガンよりも、重量感があり反動の大きい実弾銃を好む。中でも特に口径の大きい大型拳銃を愛好し、そのために右腕をサイバー化している。
フルオート射撃や乱射などを好まず、以前から愛用していた.51口径の大型自動拳銃を、手ぶれもなしに狙ったところへスマートに撃ち放ち、一撃で決めるのが彼の「カブトワリ」としてのスタイルであり、「フェイト」としての役割執行の手段なのだ。その「正義」は、たとえ女子供であろうとも、容赦なく頭蓋を突き貫け、吹き飛ばし、死という制裁を加えるのである。

※ヴィリーの市民ランクについて
N◎VA軍進駐前より私立探偵として活躍していたヴィリーは、ヴィルヌーヴ出身者でありながら、N◎VA市民としてのIDを獲得している。
同様の例でいうのなら、故“暴力警官”ゼロ（オーストラリア出身）もその事例に当てはまる。

▼能力値上昇 10（生命+1）
▼技能修得 一般80+社会90+コネ55+フェイト45+カブトワリ130
▼ブランチ 20
▼常備化 61