「――行くな。お前は――“俺と同じ道”を選んではいけない」
　―彼女には確かに、届いている。

「俺にとっては、――とても、とても大事な人だ」
　―姉との訣別。そして気づく大事な存在。

読み：“Nue no naku yoru”Sakae Karasuma
ストリートに住まうフリーの退魔師。
普段はペルソナをカブトにし、用心棒もしている。
数枚の大きな呪符を携帯しており、それを媒介として中空に防御壁を構築する魔法陣を描く術と、黒い禽鳥を使役して敵の行動や思考を妨害する術を使う。
以前はどこか笑いながらも、冷たい印象が拭えなかったが、最近は随分と穏やかになってきた。

かつて、誰よりも慕っていた最愛の姉･玲美を病気で喪った。
家族以上の思慕の念を抱いており、彼女を蘇生させるために力を蓄え、そしてある術師の行なう犯罪行為同然の実験の片棒を担ぎ、引換えにその魂を召還する術を会得。だが、それはあくまで栄の理想が造り出した偽の魂に過ぎなかった。
そうとも知らず、術師と共にある事件を引き起こす。――だが、大事な友人達から真実を知り、最後は彼女達に救われる。
そしてついに姉への想いと訣別。今は、陽のあたる場所で、陽のあたる道を、改めて大事だと知った存在と共に歩もうとしている。

▼変化
エニグマの名称。封印装備。キー。

▼<売買>メモ
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2007/1/31　CHRONICLE対応