「ねぇ・・・クスリちょうだい・・・」

薄汚い、裸同然の格好でストリートをさ迷う少女。
その目的は「クスリ」、ドラッグである。
正真正銘の麻薬中毒者で、色々な種類のドラッグをカクテルして常用している。
クスリをキメている時だけ、彼女は冷静でいられるからだ。
彼女はクスリのためなら、夜の相手から殺しまでなんでもやる。
彼女の前にクスリをチラつかせれば、それは自分に何かをして欲しいという合図なのだと、彼女は認識している。

もともとフィービィは、北米の暗殺組織に属し、幼い頃から色々なドラッグを体内に流し込まれ、その効果を最大限に使えるように訓練されてきた。
ある時依頼を受けた暗殺に失敗し、捕らえられ、監禁されてしまう。そこから逃げ出すことに成功するが、組織からは尻尾として切られていたことがわかると、北米を脱しN◎VAに逃亡する。N◎VAまで逃げ込んだはいいが、逃げ出すときに奪った“スティング”が二挺と防弾繊維の外套のみしか持っていなかったフィービィは、身動きできずに潜伏しているうちに、三度の飯のように常用していたドラッグの副作用が襲ってくるようにななり、生きるため＝ドラッグを手に入れるためには、なんでもやるようになった。
今では粉ひと袋で殺しを請け負い、身体を売り、それでも足りないときは副作用でうめきまわりながらストリートを徘徊し、眠くなったら道端に突っ伏して寝る、宿無し（ハイランダー）となってしまった。
だがクスリの効いている間は理性が戻る。そのほんの束の間に、ナイフの手入れをしたり、必要なものを調達する。従って彼女の持つ2本の“スティング”の切れ味が鈍ることはないのだ。

※“ラスト・バタリオン”
理性を失いつつあるフィービィの苦肉の策。自分に自己暗示をかけ、ポケットロンから送信されるコマンドワードが“リンクス”に流れると、戦闘時理性的な行動が行えるようになる、というものだ。
コマンドワードは“Break neck in sight.”（目の前のヤツを殺せ）
自分の声に反応するとまずいので、自分の声に多少変調をかけた音声で流している。

※仕事中の顔
http://2nd.geocities.jp/silsil4406/img/feabee.jpg

Spells of name
"Base head loco"Fea-bee

※関連
ベースヘッド（base head）…麻薬中毒者、ジャンキー（俗語）
ロコ(loco)…頭がイカレた（俗語）
フィービー（Phebe）…聖女フィベ（Phoebe）の英名。ホームドラマ「FRIENDS」の登場人物。
フィービィ（Fea-bee）…Fear beeを略したC.N.（コードネーム）

▼能力値上昇 0
▼技能修得 一般40+社会10+コネ5+マネキン10+カタナ30+カゲ15
▼ブランチ 50
▼常備化 38

※プレアクト購入
ポケットロン、銀の目、ボロマント（ガードコート相当）、リンクス
ロゴス×20、アンチドート、アイスコフィン、クラリックそれぞれ10
（報酬点使用）ネイキッド×2、イリュージョン×1

※参加アクト
06/08 「蛇のお薬」（RL/くろしろ氏・14）
06/08 「蛇の首輪」（RL/くろしろ氏・12）
06/09 「転落」（RL/くろしろ氏・13）