「好き好んでこんな家に生まれたわけじゃない。こんな運命、絶対に認めるか」

神凪一族の”鏡”の家に生まれ、色無き４つの力をその身に宿した術者。
その特殊な出生故か性格は極端に直情的で、納得がいかないことがあるとすぐに憤る。
妹のことを大切にしているが、その事を周囲にからかわれるとやはり怒り出す。
おかげで学園でも結構トラブルを起こす問題児だが、授業には真面目に出ているし成績も悪くは無い。

術者としては有能で、状況によって能力を使い分ける為に単独での戦果も上々だが、最近は学業に専念するとの口実であまり積極的には動いていない。どうやら、病気がちで実績の残せない妹が自分と比べられない為の配慮らしいが……海千山千の長老どもにどこまで通じているか怪しいものである。

名前：かみなぎれいや(Kaminagi-Reiya)
妹：神凪礼那(Kaminagi-Reiｎa)

■設定：”鏡”の家
神凪一族の１つ”鏡”の家は”祝福”により必ず双子を授かり、”呪い”によってその片割れは死産となる。そして、生き残った方は二人分の力を受け継ぎ、並外れた術者としての才を持つ事になる。それは代々変わらぬ宿命であり、業であった。

だが、そこに１つの例外が生まれた。そう、2人の子供がともに生きたまま生まれてきたのだ。即刻片方を殺すべきとの意見もあったが、どちらを殺すべきかで紛糾している間に母親が助命の嘆願を書き残して自決したため、ひとまず決定は留保される事となる。

成長するうち、二人はまったく方向性の異なる才能を稀有なレベルで持ち合わせている事が判明し、ひとまず問題は先送りにされたままとなっている。だが、妹は病弱で家に篭もりがちなため、「やはり２人では長くないのではないか」とも言われている。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化