「霊刀“光輝”・・・貴方を氷結地獄（コキュートス）へと誘う者の名です。お覚悟を・・・」

聖母殿異端改宗局に所属する探索者（サーチャー）にして追跡者（チェイサー）。
ロシアでゴエルロの外にいるところを拾われ、ドゥームド・モスクで育てられてきた秘蔵っ子である。
真教教会における「異端」ーーー裏切り者の「能天使」や、「アヤカシ」と呼ばれる悪魔・妖魔を追いかけ、追いつめるのが彼女の主な役割である。
もともと「名無し」だった彼女には、「大いなる熾天使」の意味を持つ"Cima（シーマ）"の名と、「正しく忠実であれ」という願望を含んだ「ヴェールヌイ」という姓が与えられ、正真正銘「真教教会の尖兵」としての成長を期待されて育てられてきた。

彼女の特徴は、美しいプラチナブロンドの髪と白銀の瞳、そして携える一振の刀。
彼女の瞳は霊的な視覚を持ち、どんなに瞳の色を変えても能力を使用すると透き通った銀色に戻る。
また、彼女の持つ霊刀“光輝”は、秘籍管理局で管理・保存されていたもので、シーマ自身が見初め与えられた物である。聖なる力を秘めた刀で、戦闘経験の浅いシーマでも一戦級の技を繰り出す事ができるようになる力を持ち、彼女の成長とともにその切れ味はさらに増す事だろう。

Personality:
サムライの伝統と格式を重んじるロシア人。
ロシア人でありながら、古来日本の文化（主に士族文化）に興味を持ち、礼儀作法をその文化に学び、戦闘技術も西洋剣技ではなく、日本剣術を参考にした。
「御恩と奉公」を重んじ、裏切りを許さず、独自の「武士道」を持つ。
戦いの前には鬨の声を上げ、聖母の前においては愛刀を目前に置き、正座にて奉る。
いたって職務に忠実な、真面目娘ではあるが、しばしばその瞳に狂気を宿すことがある・・・との話が同行した者から挙げられている。しかし、本人は気づいていないどころか断固否定している。

※関連
охотник（オホートニク）…「狩人」の意
シーマ（Сима）…ロシア語女性名セラフィーマ（Серафима）の略形
ヴェールヌイ（верно）…正しい、忠実な、の意
ヴェールナヤ…「ヴェールヌイ」の女性変化形（多分）
氷結地獄（コキュートス）…裏切りの罪を犯した罪人が落とされる地獄。キリスト教より

▼能力値上昇 0
▼技能修得 一般25+社会15+コネ10+カタナ10+マヤカシ10
▼ブランチ 0
▼常備化 50

※プレアクト購入
脇差（斬魔刀相当）、法衣（アーマージャケット相当）
ポケットロン、銀の目、紫陽花

※参加アクト
06/09 「聖務……精務？」（RL/deburu氏・13）