「──必ず、必ずそこへ辿り着く──待っていろ………」
　　　　　─────誰に宛てた言葉なのか、口にした本人も分からぬまま。


　記憶喪失。10年前、ストリートの路地裏でゴミの様に倒れていたのが最初の記憶。
　辛うじて、IDを所持していたので、衣食の保証は受けられたが、肝心の御許データの部分にロックが掛っていた為、天涯孤独のままストリートを放浪する事になった。
　周期的に性別が転換する細工が身体に施されているらしい。それに合わせる様に人格も入れ替わる。──根底では一つのものだが、表層意識が入れ替わるようだ。

　どちらの人格も目的は同じ──ただ一つ、『這い上がって来い』と刻まれた金属プレートと、強烈な天への郷愁の念のみを抱き、上り詰める事を欲する。

　何も持たずストリートに放り出された彼/彼女が、才能を発揮し、足掛かりとしえたのは、マフィア。その組織の中に入り、急速に足場を固め、勢力を伸ばし始めた…何時かは星に届かんと。

　ハンドルネームはその赤い瞳から。これに睨まれた者は、巨大な獅子の姿を幻視すると専らの噂である。

※コンセプト：最近やってない悪人キャラクター
※行動原理
　兎に角「自分の得になる」方向へ動く、が。
　そのために敵を増やすことは善しとはしない。この点を突付けばキャストとの協力は容易になる。
　リオンと交渉をするキャラクターは、損得勘定をちらつかせると動かしやすいだろう。

▼能力値上昇：0点(初期：0点)
▼一般技能修得：0点=0+0+0(初期：60点=10+35+15)
▼特殊技能修得：0点=0+0+0+0(初期：30点=0+10+10+10)
▼常備化：0点=0+0+0+0+0+0+0+0+0(初期：30点=0+0+23+0+0+0+7+0+0)