「なンで　こんなに　しぶてぇのかよ。“敵”と言う名の　食い扶持よ──」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　──長煙管で弾丸を叩き落として曰く

「姓に担いし、心意気──あっしァこれでも『士の端くれ』を名乗ってやしてね。
　不肖 士端蔵之介（しばた・くらのすけ）、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　此処はいっちょ、気張らしてもらいやしょう」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　──鉄火場の中で喜悦を吐く


　かつて刀／剣に愛された男。　然れども、自ずから刀／剣を捨てた男。
　それでも身に染みついた“業(わざ)”は業-Karma-であり、
　おいそれと捨てる事は適わず。 
　剣豪が手にしたものは須く“業”を体現する──。



　生まれも育ちも、トーキョーＮ◎ＶＡアサクサ。
　アサクサにある貧乏長屋で寝起きし、平素は草臥れた着流しと羽織姿、足元の下駄を
鳴らしながら界隈をうろついている。
　手にした長煙管と、常に楽しげで、穏やかな雰囲気が特徴。（よく見ると）優男の容貌と相成ってか、些か頼りない印象を与える。　ぼさぼさの黒髪と無精髭も、これを助長する
一因。(髭については、『無いと箔がつかない』という情けない理由からだが)


　＜革命＞以前、ブラックハウンドの隊員として所属していた事もある。が、Ｎ◎ＶＡ軍
駐留を境に除隊。除隊した理由について、彼はいつもの微笑で「人に斬り飽きまして」と
困ったように嘯く。　周辺には下手な冗談としか思われていない。
　と言うのも、彼は武具らしきものを持たないためだ。
　除隊後“ナイトワーデン”に登録し、護衛業の他、用心棒や護り屋で生計を立てるが、
　──護衛の際、盾や剣、銃といった武器らしいものを持たない。
　彼が手にしたものすべてが『盾』であり、『武器』なのだから。　彼にしか通じない道理ではあるが。
　いつも自然体の状況下から、彼は依頼人を守り抜こうとする。
　もっとも本人は『得物が無くちゃただの木偶の坊なんスがね』と、やはり微苦笑を浮か
べて嘆く。

　自警団としてアサクサの治安維持にも手を貸す変わり者。……専ら、商店街や公園の清掃をしたりする姿が見かけられている。

＃草案各所
・＜インスタントアーム＞使い。
　演出上、自身が持っている物、同じ物を使用する可能性大。（例：長煙管、扇子、箸、等々）

・戦闘系。　単純に[受け]値の堅さを追求するカブト。

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▼技能修得……初期＋稼動後消費
　一般技能：２５＋０　社会技能：１５＋０　コネ：１５＋０　特技：６５＋０

▼常備化……初期＋稼動後
　サイバーウェア：０＋０　装備：１７＋０

▼プレアクト購入：護法、ポケットロン、シティコンダクター、銀の目