「我が名を知らぬか？――ならば知れ……我が名は“暗黒祭祀書”
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最も暗く、最も深く、最もおぞましき深淵の書」
　　　　　　　　　　　−我こそは至上なる闇の魔導書也−
　
「其処の女、力が欲しくないか？――そう、神すらも平伏させうる力だ――」
　　　　　　　　　　　−怠惰廃退破滅への誘惑−

「深遠の淵より出でよ−無貌の神−我が愛しき者の内にて姿を顕せ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−フィグル・セステムス−」
　　　　　　　　　　　−魔術師（母体）を通じ召神−
　　　


全身を黒に包み込み
この世全てを皮肉ったような表情で
夜の街を彷徨い歩く
彼はただ何をするでもなく
ただただ徘徊し続ける
次なる神の床宿を求めて
　

■暗黒祭祀書

楽園にて――
全てを予見し
全てを思考し
全てを理解し
全てを受け入れ
狂気に堕とされた預言者により綴られた

この世とあの世とその世とどの世――
全ての世の絶望と悪夢、災厄を書き連ねたモノ
全ての世の邪悪と絶無、暗黒を書き連ねたモノ

故に初めから
狂気し狂喜し狂乱し狂言し狂狷し狂酔し狂想し狂態し
狂熱し狂妄し狂乱し狂惑し狂恋し狂疾し狂死する定め
故に導く
狂者たれ狂女たれ狂人たれと

※ルビ：パルギア

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化