「･･････あ？あぁ〜いらっしゃい。すまんが今ちょっと
　　　　　　仕事中でね。え？店？？そういやこれも仕事だったな･･･」

木更タタラ街の一角にテクノチックな一軒のバーがある。その店主こそが
通称「ヒュプノス」である。開店当初は本名で呼ばれていたが、
この男、営業時間のほとんどがイントロン状態であり、ずっと眠っている
ように見える事からいつしか古代ギリシャの眠りの神ヒュプノスと呼ばれ、
やがて誰もが本名を呼ばなくなった。

彼は店を切り盛りする(切り盛りすると言っても接客はほとんどバイトが行って
いるのだが･･･)傍ら、その中でもこの店で「上客」と呼ばれる人達の欲しがっている
情報をどこからか拾ってきては流している。この情報料こそがこの店における
収入の大半を占めるといっても過言ではない。彼がほとんど眠っているように
見えるのもこの為である。よく知人からは「店をたたんで情報屋一本に絞っては？」と
言われる事もあるが、彼自身は店をやっていく事は別段嫌いなわけでないらしく
むしろ好きな部類に入るようで店は当分やっていくつもりらしい。

普段は一切外出する事はないが、開店前の買出しの時だけは自らの足で赴くようで
ある。本人曰く「これくらいはやらないとあまりにも運動不足だからな」だそうだ。

イントロン中のアイコンは「一対の天使の翼を持った悪魔のような姿」をしている。

ちなみに北米連合に本社をもつ企業「ヒュプノス」とは全くの無関係である。

フルスクラッチ
▼能力値上昇
　なし
▼技能修得
　55+45＝100点
▼常備化
　20点