「それが貴様の誇りに恥じぬと言うのなら、かかって来ると良い！」
　　　　　　　　　　　　　　――『JUDGEMENT』を構えながら
「兄さん！貴方はいつも甘過ぎる！！」
                          ――過去と現在の『兄』に言った言葉

　アヤカシに両親を殺された二人の兄妹が居た。一人は鎧を、一人は剣を取り、それぞれの騎士としての道を歩み始めた。
　彼女は剣を取った。才能があったのか、それとも意思がそうさせたのか、人々を苦しめるアヤカシを狩る第十三特務騎士団―通称：絶滅騎士団に入団した。一匹残らずアヤカシを狩ると決めていた彼女に初めて与えられた聖務は、己の兄を殺したアヤカシの捜索。己を律し、口調と態度も騎士として恥じぬようにしながらも、経験の浅い彼女は初めての任務を失敗した。それ以降、神父アゼル・クライスを血の繋がらない兄として慕い、そうしているうちに彼女の道は変化を得た。
　『アヤカシ』を狩るのは変わらない。だが、『人外』を狩るわけではない。
　二人の兄の背中を追いながら彼女は己の騎士道を歩み続ける。

容貌：白髪に白い肌をしているため吊り上がり気味の紅い瞳がなおさら目立つ。いつも怒ったような顔をしており滅多に微笑まない。細身の腰にいつも長剣を下げている。

趣味：剣の手入れとヌイグルミ収集

▼能力値上昇
▼技能修得：一般１００＋特技９０＋ブランチ２０＝２１０
▼常備化：１０５