「――……私は、貴方のお役に立てましたか」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――最初の契約者と

魔の撃滅をその旨とするも、しかし其の責は果たせず。今はただの書となり、人の身で魔に相対する"英雄"のそばに。
いつか、本来の勤めをこなす日が来ることを……心奥で望みながら。


楽園にて、最後の最後に作成される“はずだった”魔導書の一つ。

記述内容は、星幽界に満ちる力を物質界に定着させる為の秘儀、そして素体たる物質の錬成法。
最秘奥として、深星幽界に存在する高次アストラル体の固着化、およびそれに用いる素体の製法……"機神"の製造法の半分、物質界側の作法について。
対応する神は"創造神"ディグ・スティーラ。進歩と前進、そして昼を司る神。

秘儀を納め、神を封じる器を授かるまさにその時、楽園の崩壊が始まる。
己の中にその器を創造する秘儀を内包しながら、彼女は己の手でそれを操る術を持たない。

普段は書の形で様々な人の手を渡っている。最近までは、あるガンスミスの手にあったらしいが…


〈分身〉を、何か良さげなヴィークルに乗せる(マスターの持ち物ならよりベスト)
そして魔器一を教授。そのヴィークルを機神に。
何ならタイムリーで。そんな設計。

ウワァーン、デモベのアルだってそうじゃないかよぅ・ﾟ･（´Д｀）･ﾟ･｡

本人的には、あんま元の体以外とか嫌なんだそうな。つか、理屈ではできそーかなーとか思っても、やる気も無ければやった事もない。

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※以下、妄想につき読む必要なし


　・これは分冊２である。対（？）になる分冊１がある。
　・分冊１に関係する神は、安寧と夢、そして夜を司る（名称未定）
　・分冊１と２が揃えば、楽園で行われていた機神の製造についての知識が手に入る。
　・勿論、材料その他諸々は別問題だ。
　・「“楽園”崩壊時に未完成だった」と言う妄言を持って、最後の正当なる魔導書と言い張る。(楽園で最後に作られたのは“虚神祭祀書”の筈)

　・未完成の書である。降ろすべき神も、降ろす力もあるが、その依り代が無い。
　・鋼の体躯は、楽園と共に崩壊してしまった。一度も神を降ろすことなく。
　・楽園の記憶は、知識として以外はあまりない。
　・分冊１の方は、どうやら完成していたらしい。詳細は不明。
　・力ある魔導書には違いないが、逆に言うとそれだけでしかない。神の呼べない魔導書は、通常はそれ以上の価値を見出されないからだ。

　※・外ツ神などの侵食に対し、一部を機体に肩代わりさせる事によって、心臓たる魔術師の負担を軽減できる。なお、神の力を行使する代償は変わらない。
　※・侵食された機体部分は、科学的処置で換装可能。其の場合は侵食は消える。と言うか取り外される。
　・※の特性は、元々設計された物ではない。礎たる体躯をなくし、現世に替わりの依り代を求めた故の副産物である。

▼能力値上昇
▼技能修得
105
▼常備化
15