聖母殿秘蹟管理局第３課というのは、他の局などで使用されるマジックアイテムを生産・管理している部署である。
基本的に量産できる装備を管轄しているが、それゆえに時々問題が発生する。

例えば、焚書教典は異端経典を溶かして作られているが、まれに使った経典が悪かったのか自我が芽生えることがあるのだ。
サティアナもそうして誕生した魔器の一族のアヤカシである。

通常そういったマジックアイテムは即座に処分されるか、他の局へ無期限貸与されるのが慣例であるが、サティアナは例外的に聖母殿での遊撃部隊的扱いをされている。
というのも、彼女（女性人格なのである）はとてもねじくれた性格であり、自分の気に入った相手にしか使用を認めないというじゃじゃ馬なのだ。
カタナやカゲといった血の香りがする男に使われることを好むために一時は破棄処分も検討されたが、通常使い捨てが前提である焚書教典が“自動的”に帰ってくる性質を持ちえたため、現在はその存在を黙認されている。

人化時の外見は金髪で白く透き通るような肌、吸い込まれそうな蒼い目。
どこか高圧的で、縦ロールという外見からもその様子が伺える。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化