武誠　　 「タカハシ殿──」
マウロ？ 「──確かに、俺はマウロ=タカハシだが………？」
武誠　　 「今、目の前に手前が居る。──この意味を、覚えておいでか？」
マウロ？ 「あぁ………？」

マウロ？ 「──おっと。」

　　　　　──────ぱしん、と掌で顔を、口元を覆うように叩く。

武誠　　 「……っ」
マウロ？ 「──テメェ、『俺』の知り合いか。」

　　　　　──────その言葉が雄弁に物語る。──この男は「違う」

武誠　　 「──違うな。俺は『貴様』の知人ではない。マウロ＝タカハシの友人だ」



　──武誠の友人・マウロ=タカハシと言うニンゲンの遺言。それは、「次に自分に会った時、その自分を殺してくれ」と、言うものだった。
　遺言に従い、友人を探し出し──声を掛けたとき、武誠はその意味を知る。
　彼は、ニンゲン以外のイキモノに成り果てていた──。

▼能力値上昇：0点(初期：20点)
▼一般技能修得：0点=0+0+0(初期：0点=0+0+0)
▼特殊技能修得：0点=0+0+0+0(初期：0点=0+0+0+0)
▼常備化：0点=0+0+0+0+0+0+0+0+0(初期：0点=0+0+0+0+0+0+0+0+0)