「――よしとくんなせぇ。
　　　　　　　　　あっしは只の、旅の渡り鳥でさぁ」

元･聖母殿退魔局の局員。
5年前の内部抗争により、多くの仲間たちと、右腕を失うという危機的状況に瀕する。
精神的にも、肉体的のも多くの傷を負いながらも
右腕を修復する手術を施され、それまでの日常に戻る事を聖母殿に要求されるが、
軋みながら組み立てられる現実を受け入れられずに。
一ヶ月の後、彼女は聖母殿を出奔する。

あの日、欠けたのは。
　　　自分でもあったのだと、忘れないために。

以後、自らを”渡り鳥”と称して諸国を放浪する旅に出る。
別のものとなった腕も、犠牲になった人々を忘れないために透明化の偽装を施している。

道行く道は任侠道、心に背負うは浪花節。
魔をも切り裂く「黒杖」を、渡世行く行く道連れに。
流れ、流れて渡り鳥。今日もどこかの、空の下。（べべんっ）

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“偽・降魔刀”
万に一つの奇跡が生み出す、選ばれた名刀、真降魔刀。
とある刀匠がその領域を目指し、苦難の末鍛え上げた一振。
受けには使うことの出来ない薄刃だが、
その切れ味は鋭く、真降魔刀のそれに匹敵すると言われる。
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※データ消失により、再構築。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化