「調度良い所に来たな。今紅茶を入れたところだ。一杯どうかね？｣

　奇抜なタタラの集まる木更タタラ街の中でも、一際異才――もとい異彩を放つ男がいる。元々彼は平凡な学生だったが、千早重工開発部に就職するや否やメキメキと頭角を現し、僅か３年で部内に自分の研究室を得たという。“革命”前後に千早を辞し、タタラ街にひっそりと居を構えた男。それが小林清一である。
　「専門分野は科学である」と言い切る小林を笑う者は少なくないが、それを裏付ける“武勇伝”を伝える噂があるのも事実だ。曰く「搭載兵器並の威力を持つ
小型拳銃を造った」、曰く「フルプレートよりも堅い下着を開発した」、曰く「普通の建物をを軌道エレベータに仕立て上げた」等等。さらには「魔器の一族を原型を留めないほどにまで改造した」という滑稽ものまである。が、実際に一部のアストラル関係者から畏怖を込めて“緑三色”と呼ばれる事もあるという。
　純粋に科学力だけでアストラルの垣根を飛び越える、とても希少なタタラである。味方につけられれば頼もしい事この上ないが、彼から何かを薦められたら注意が必要だ。例え紅茶でも、それが見かけ通りの物とは限らないのだから……。

少し前から姿を消し、死亡説や誘拐説が飛び交っていたが、最近になって反北米抵抗組織にいるところを目撃される。
本人曰く「事故で長期入院していた」とのことだが、真相はそうではない。
彼がエリアX−55で研究していたものは予知能力。その研究が一段落付き、現在その成果の臨床実験のために地上へと降りてきたのだ。

アラシＳＳＳ導入設定
上記の人工的な未来予知システムの実験及び北米新兵器の噂の調査のため、エリアＸ−５５より秘密裏に派遣される。


報酬点：10(+58)点
括弧内は貯金。プレアクトで宣言しない限り、アクトでは使用しない。
軌道住居資金。
値段：545
社屋20/4
├軌道+500/+25
├隠：10　セ：22(→27)
└LAB[住居オプション]+25/+5
　├隠：-1　セ：+5
　└住居内部で行う
　　〈製作〉達成値に+2

コンバート　120+156点スタート
▼能力値上昇：60点（理性能力値＋３、感情能力値＋１、外界能力値＋２）
▼スタイルブランチ：30点
▼技能修得：765点
▼常備化：326点
▼トループ：25点
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計 1181
−）120
―――――
　 1061

20041112
ストレイライト環境に合わせる為に再構成。