外見はゴッツイガタイにあちこち生傷をこさえてる、岩のような顔をしたある意味こわもてである。
ただ、初見はともかく、立ち振る舞いの端々に滲む小心さからか精神的な威圧感はむしろ少ない。
性格は非常におとなしく、むしろ気弱である。…普段は。
押しが弱く、要領も悪いため、何でも押し付けられている傾向にある。

…日常生活でさしたる取り得があるわけではない。
だが、彼を事件に巻き込むのは、当事者として不幸なことだろう。

なぜなら、彼は陳腐な出自とはいえ、恐怖の体現者たる者の血族なのだから。
その血脈の源流はホラー映像のに対しての忌避、嫌悪感、嗜虐心から生まれ、「人間の欲望を満たす為に」存在し始めた、異形の不死者である。

普段はサロン・ドルファンで雑用をしている。
古参のアヤカシからしてみれば、比較的歴史の浅い血族であり、ほとんど人間そのものの外見で、傑出した能力を持たないことから蔑まれている。
本人は余り気にはしていないようだが。

「え？…えっと、ハァ…（肩を落とす）」言いくるめられ、そして置かれる山のような荷物。

「――k･･l ･･em a･･―･ill th･m a･l―kill them all――」血の命じるまま、体の動くまま。
「――オ…まエは…い…ッタイ…ナにも…の…ダ…―」とある犠牲者の悲鳴を鸚鵡返しにし。

▼能力値上昇
▼技能修得
２５
▼常備化
プレアクト購入
ポケットロン、シティコンダクター、銀の目、ガードコート、ホッケーマスク（ハードヘルム相当）