真っ白な肌と同色の腰まで来る長い髪、赤い目の色素の無い少年。
やや痩せ気味だが目鼻立ちがすっきりしているのと同時に鋭すぎる印象を与えない、女性より美しい顔立ちの、身寄りの無いストリートチルドレン。

そんな彼が生きる糧を得る手段は、己の体を売ること。

そして、人を殺すこと。

名前は、特殊ワイヤーを使い、情交後の相手をなぶりものにして狂死させることの多い殺しのスタイルから、蜘蛛と蟷螂を連想し自分でつけた適当な名前だ。
裏町に一山いくらとばかりに捨てられている孤児、ましてや最低の殺し屋の名前など、そんな適当な者でかまうまい、と達観している。街娼と殺し屋という稼業には、愛憎半ばの複雑な感情を持っており、病み付きになって楽しんでいるかと思うと、不意に何もかも投げ出しそうになったりと、躁鬱質にも見える。
自己嫌悪の強い性格で、「自分は穢れているから」と、ティンカーベルと交流はあるもののストリートチルドレンの共同体であるネヴァーランドには近づきたがらない。

「ぁ、はぁ、くぅんっ・・・！」
・・・仕事中。

「ふふ、屠殺される豚のような悲鳴・・・ああ、もうお仕舞ですか・・・心も体も、頂きました・・・ありがとう・・・」
・・・仕事中。

▼能力値上昇
▼技能修得65+90
▼常備化35