カムイＳＴ☆Ｒ近郊の森の中、静かに暮らしていた龍の一族の子供。
しかし、何も悪いことをしたわけでもないのに彼の一家は襲撃を受け、父は殺され、母は連れ去られた。おりしも、彼の誕生日の日、であった。
理由も、相手の正体も、目的も、力も不明。彼自身も、心臓の上に押された奇妙な模様の焼印のせいか、普段は力を使えない。
しかしそれでも、幼き龍は旅に出た。父の仇を討ち、母を救出するために。あてども知らぬ旅に出たのだ。
しかし、他にもまだ問題があった。少年は、優しかった。それは、穏やかな日常においては紛れも無い美徳だった。
だが。
彼は、優しすぎて・・・敵を殺せない。戦いの旅においては、あまりに致命的な弱点。
そして、父から与えられた伝来の武器、不殺剣・優牙（ユウガ）も、また、人を殺さずに無力化する力。
そのことに悩みと誇りとを同時に覚える、幼い心に未だ判断はつかない。ただ、真っ直ぐに、その時その時を懸命に生きながら、今日も彼の旅は続く。まだ見ぬ仇敵を探し、そしてその旅の中で、幾多の事件に巻き込まれ、あるいは優しさゆえ見過ごせず参加しながら。

最近、母に良く似た正体不明のアヤカシと遭遇。同時に敵組織の存在をつかみ、それを追いかけようとしているが、警察との連携面では微妙に孤立しつつあるようだ。

「二月二日！僕の父さんを殺し、母さんをさらったのは・・・貴方か！？貴方ですか！？」
・・・敵を締め上げつつ。

「今はまだ、いえない。でもいつか、言えるようになりたい。殺せない、のではなく、殺さないのだ、と。」

・・・不殺剣・優牙を見つつ。

▼「コーヒーの空き缶」
カンナの初めての人間の友人である相棒（バディ）がおごってくれたコーヒーの空き缶。絆を思い起こすことで、力が沸いてくる。

▼能力値上昇
▼技能修得５０+４０+２０
▼常備化３０+３

経験点３点所持