Category: アストラル/真教・聖母殿
ID: C-
Aj: 312?
Jender: ?
Heit: 4cm
Weit: 0.05kg
Eyez: ?
Hair: ?
Skin: GOLD
BirthDay: 10/8 ・・・あれから何年経っただろうか。
私が死ねなくなってから・・・。
場末の酒場で働いていた私が、現在は聖母殿という宗教団体の一角で重鎮を守護しているなどといったら、かつての同僚は「正気か?!」と目を丸くすることだろう。
そしてこの今の姿を見ると「今日はハロウィンじゃないぜ」などと軽口をたたく者もいない。おそらく周りをきょろきょろとして逃げてしまうに違いない。
一発の銃弾が私の目をえぐり、脳みそをかき回すまでの時間はコンマ何秒かという世界だったろうが、私にはスローモーションのようだった。経緯は忘れてしまったが、典型的なトリガーハッピーになった私にはイヌ(当時はこう呼ばれては居なかったが)の放ったそれに倒れるのは皮肉であると同時に至極当然のシナリオだったはずだ。
だが、気づいたら意識はあるし、感覚も無くなっては居なかったのだ。歩くことも出来たし、生活することも不自由は無かったが、ただひとつ違っていたのは、どんな怪我を負っても即座に回復してしまうことだった。私はアヤカシとして甦ってしまったのだ!!
奇しくも不死の体を得てしまった私に飛び込んできたのは失意しかなかった。
同僚は老いていき、私は置いていかれる。
銃弾をばら撒いて得ていた快感も、そうはなくなった。
アヤカシというだけで、バサラ(エクソシストとかいったか)に追い回され、疲弊する日々。やがて訪れた災厄。
一人のバサラに「殺してくれ」と頼んだが、彼は「贖罪のため、目が覚めたら宗教を真剣に考えてみるといい」と、無慈悲にもそして皮肉にも私の意識を一発の銃弾に閉じ込めた。
今、私は聖母様を守る座に居る。
不思議な話だが、死ねなくて安らぎを得てしまった自分に戸惑いつつ、私は生きている。
意義があるだけで、こうも違うものか。
銃弾を放つ日々は変わらないというのに。
−とある日記の一ページより抜粋−
▼能力値上昇
▼技能修得 ※異形化1、鉄拳2、縮地2
▼常備化 クロスブリード4、ペナンス1
▼ブランチ:ペナンス1
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