「空（から）は在に、虚は存に。
　　　其処に有り識るならばそは即ち実。
　　　　　人が積み上げた技、小賢しさ……神凪の叡智――幻想舞踏―」

神凪一族、刀と銃を持ち、魔と人を狩る始末人。
【幻想舞踏】という戦闘術を使い、相手の精神を刈り取るというあまり使い手の居ない戦闘術を扱う少年。
幼い頃からの訓練により身に付いたそれは既に皆伝を取得、独立独歩の道を歩みだしている。荒事、退魔などの仕事を糧として。

学校には行った事が無い。読み書きは出来る。
でも、分数って何？
光合成？美味しいの？
子供？コウノトリが運んでくるに決まってるじゃないか。
あ、あいきゃんとすぴーく……

……どっとはらい。

以下、妄想文

古来より人は幾多の敵と戦い続けた。
獣と戦うために武器を産み、それを扱う術を生み出した。
それが同族に向けられる事になるにはそう時間はかからない…傷つけるための、技。

時代が進み、人は出会う。尋常ならざる存在に。武器が通らず、言葉も交わすことの出来ぬ、異なる者に。異能を持つものは居た、それを組織してできたのが数々の組織。
無論、異能をもたぬものも多く居た。その人間も戦うことの出来るように、人は技を、術を磨き続けた。……数百年の月日を。
かつて日本において最大かつ最古の退魔組織、神凪。そこで生み出された戦闘術…御魂を砕く、その一点に特化された戦闘術――幻想舞踏。
元々は古流術であったのだが、銃器の登場により、その理論は飛躍的に向上…だが、その銃器、銃火器がこの戦闘術を廃れさせた。絶大な火力は異なる者を簡単に屠り、誰でも扱える。元より使い手の少ない技は、もう、文献のみの存在と言ってもいい。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化